誤差の分布 電子的に針を落とすプログラム
テキストでは、方眼紙の上から目標線をめがけて針を落とし、その分布が正規分布になるかを調べる実験を紹介している。
ここでは針を落とす代わりに、画面上で一定の速度で動くボールが目標線に到達する瞬間にマウスをクリックし、その分布が正規分布になるかを調べる実験を行う。

1. プログラムの実行
- プログラムの実行はこちらをクリックする
「開く」ウインドウが出た場合は、「プログラムで開く(JAVA)」を選ぶ。
- startボタンを押すと画面左から右へ円が動く。
- その円が中心線にぶつかる瞬間にstartボタンをマウスで右クリックする。
大きく通りすごしてしまった場合は、そのままやり過ごして次の円が左から現れるのを待ってよい。連続で行うのは無理なので、適当に休みながら実行してよいが、最初から最後まで同じ集中力で実行する。
- クリックを1000回繰り返す。押した回数は画面下に表示される。1000回を越しても構わない。
- 指定回数を終えたら、stopボタンを押す。
※プログラムが実行できない場合は、コンピュータにJAVA環境がありません。徳島大学教育用システムなどのJAVA環境がインストールされたPCで実行してください。
2. データの抽出
- 実行画面右上のData Area(data in)と書かれた部分をマウスでクリックする。
- キーボードでCtrlキーを押しながら"a"を押す。テキスト内がすべて選択される。
- キーボードでCtrlキーを押しながら"c"を押す。選択されたテキストがクリップボードにコピーされる。
- エクセル等に貼り付け(ペースト)する。

データの値は-0.5から0.5までとなる。
目標より早く押すと負の値が、目標を通り過ぎて押すと正の値となる。上の例はすべて正の値ということで、行き過ぎてからクリックしていることになる。
3. 基本統計量
Excelのツール/分析ツール/基本統計量を使って、平均値、標準偏差等を求めておく。
4. 度数分布の作成
Exceのヒストグラムを使って、以下の手順で区間ごとの度数分布を求める。
- データとは別の列にデータの区間として0.01おきに値を入力しておく。データのない範囲も含めて広く用意する。

- Exceのツール/分析ツール/ヒストグラムを実行する。

- データ区間と代表値xは区間間隔の半分だけずれているので、xを計算する。

あとはテキストにしたがって計算することができる。
5.測定とグラフの例
度数分布の例

横軸を(x-m)^2にしたグラフ。縦軸を対数に直す前。指数関数的振る舞いになっていることに注意せよ。このグラフは提出しなくても良い。

縦軸を対数にした例。

※ プログラムは徳島大学大学院総合科学教育部 博士前期課程の藤井健司氏によるものである。